
新築やリフォーム・リノベーションの際に
フローリングの色をどれにしようか、悩んでいる人は多いのではないでしょうか?
また、希望のインテリアテイスト(イメージ)にしたいけれど、
フローリング色と合わないので、解決策を教えてほしい、と思っている方も多いですね。
今回から数回にわけて、フローリング色とインテリアテイストの
おススメのコーディネートについて解説していきます。
これを読めば、希望のインテリアテイストに近づけられるヒントが見つかります。
リフォーム・リノベーションをしなくても、
現状のインテリアを変えるだけでイメージ一新になる場合もあります。
ぜひ、希望のインテリアテイスト・イメージに近づけて、
心地よい空間で過ごせるようにしましょう~
※以下、私の経験実績から得た考えであり、他の考え方などもあるかと思います。
これら情報をご参考にしつつ、良いと思ったところだけ取り入れて頂けると幸いです。
(AIと利用した箇所は表示しています)
なぜフローリングの色とインテリアテイストは関係するのか?
フローリングの色は部屋全体のイメージを決定づける重要な要素です。
それは視覚的に占める面積が大きいから。
よく言われているように、
床:壁:天井の視覚的なインテリアの比率は
6:3:1 や 70:25:5
よって、床の色をまず決めることで、
全体の印象・イメージ・トーンが決まってきます。
逆に視覚的に見える面積を少なめにすることで、
従来からの色イメージに引っ張られることなく、
インテリアテイストが作ることが出来る、ともいえます。
なぜフローリング=床材 は最初に決めるのか?
新築やリフォーム・リノベーションでは、一般的な流れとして、
間取りを決めて、仕様決めのステップとなり、建築的仕様の床・壁・天井の
「素材」を決めていきます。
「素材」=建材商品として、製造メーカーやブランド、グレード、仕様詳細など様々あります。
床の場合、無垢材にするか工業製品=建材メーカーの商品にするか、などの選択肢が
先ず、あります。
フローリング床材をどれにするか、
グレード=価格帯はどの位か、 は全体価格に影響しますし、
仕様=床材の厚みや素材構成(無垢材、突板、プリント合板など)をどうするかは、
価格と比例します。
特に床材の厚みは無垢材とメーカー商品では異なってくる場合が多いです。
厚みによって、納まりや天井高さなど設計面でも変わってきますので、
多くの場合、どの建材・商品にするかは、
その会社の標準仕様として予め決めていることが多いです。
(それを元に工事費用など参考価格や坪単価を出している)
このように、最初に決める理由は、
全体価格の把握の為、
また設計面など納まりを決めておくため、と言えます。
このように、フローリング床材は、
インテリアテイストや希望のイメージとは関係無く、
ある程度初期の段階で絞り込まれてしまうのが一般的です。
設計事務所の場合は自由に決めていけますし、
自由に決められる住宅会社や工務店ももちろん有ります。
フローリング色のバリエーション

この図は、代表的なフローリング色を
色合い(濃色⇔淡色、赤味⇔黄味)で分けたポジショニングマップです。
今回は、朝日ウッドテックのフローリング色を中心にパナソニック建材のフローリング色を
マッピングしています。(メーカー商品群)(無垢材は別途記事の予定)
これら以外にも多くのメーカーから色柄がありますので、
各自でどこに位置付けられるか、マッピングしてみると良いでしょう。
・朝日ウッドテック (挽き板・突板シリーズ)
https://www.woodtec.co.jp/products/lineup/flooring/#select-brand
・ライブナチュラルプレミアムシリーズ
・ライブナチュラルシリーズ
・パナソニック建材(突板+コート)
https://sumai.panasonic.jp/interior/floor/lineup/
・マイスターズウッドシリーズ
フローリング建材の詳細は各カタログでご覧頂き、サンプルやショールームで
実際に見てみることをお勧めします。
性能など気になることは沢山ありますし、価格とのバランスもあります。
ただ、こだわりのインテリアや自分が希望するインテリアにしたい、
とにかく現状とは異なるモノにしたい等あれば、
色(カラー)や柄(木目の出具合や表面の印象、溝の出方、ピッチなど)など
後で決めましょうと言われますが、
初期の頃に合わせて検討しておくことで、
好みのインテリアに近づけていくことが出来ます。
フローリングの色柄を知り、
インテリアテイスト・イメージのバリエーションや好みを把握して
希望に近づけていけるように進めましょう。
フローリングの色柄とインテリアテイスト

先ほどから掲載のマップから、
フローリングの色柄のグループは 大きく3つに分けられます。
①淡色(淡い色、明るい色)グループ
黄味寄りや赤味を感じるもの、グレイッシュ系やホワイト系(無地)など様々ですが
大きなグループとしました。(右端の丸く囲んだ範囲)
このグループはフローリング色を選んだら、おおよそのインテリアテイスト・イメージが決まる、
といえます。
テイストが決まると、インテリアアイテム(家具など周辺のモノ)で
好みの雰囲気に仕上げやすい、というメリットがあります。
好みのインテリアテイスト・イメージを既に決めている人は、
すぐに色柄を決めやすい反面、設定されている建材・商品によっては、
希望の色柄が含まれているかどうか、選ぶことができるかどうか、
事前の確認が必要です。
メーカーや商品グレード等によって品揃えが異なるからです。
トレンドも有り、数年で変わっていく色柄も有ります。
(マップは2026.5月現在)
無垢材を選びたい場合
無垢材は色や柄に幅があります(ムラなど)
それが無垢材の特徴であり、良いと思う方にはオススメしています。
詳しくは、別途記事にしますので、そちらをご覧ください^^
②ミディアムな色のグループ
ミディアムカラー(中間色)のグループは代表的な色柄を載せています。
(マップ中央の範囲)
どの色も時代の流行が有りますが、
特にミディアムカラーは以前は黄味よりでしたが、今は赤味寄りが好まれ、主流です。
黄味寄りのミディアムカラーももちろん有りますし、
インテリアテイストではオーソドックスな日本の家屋、というイメージになります。
淡色グループは少し明るすぎて落ち着かない、という方も多く、
ミディアムカラーはベーシック路線として好まれています。
インテリアテイストは
都会的なアーバンスタイル=すっきりシンプルな落ち着き路線、が一般的ですが、
細部やアイテムに拘ることで住まい手の好みや独自性を出していける、
ある意味自由度が高い色柄グループとも言えます。
③濃色グループ
昔から有るダークブラウン系の色味のグループです。
濃い色は、それだけで空間の印象を決めてしまうインパクトがあります。
濃い色であるウォルナット材は高級材として、また家具もウォルナット材で作ってきたという
昔からの流れがあり、古い建物に使われていることが比較的多い木材です。
昔からというイメージと相まって、
レトロな雰囲気や古民家風、インダストリアルなラフなイメージなど
ある程度インテリアテイスト・イメージは決まってくるとも言えます。
フローリング色に助けられてインテリアアイテムもまとまりやすい、
というメリットがありますが、
ともすれば古臭いという印象から抜け出せない場合もあります。
部分的にブラッシュアップさせていくことで、
「お洒落な古さ」を醸し出すことができます。
また、濃色=落ち着き感やしっとり感を演出しやすく、
従来から人気の色柄ではあります。
ただ、床材のインパクトが強すぎて、他のインテリアテイストに変えたい、とか
現状の濃色系に飽きてしまったという場合、
全く異なるインテリアテイストにすることが他の色柄より難しい面はあります。
ただ、今は様々な家具やテイストのモノが有りますので、
濃色のフローリングをリフォームで変えなくても
インテリアコーディネートで印象を変えていくことは可能です。
インテリアテイストを落とし込み

それぞれのフローリング色に合うインテリアテイスト・イメージを
私の方で落とし込んでみました。
他のご意見もあるかも知れませんが(笑)、
次回の記事からは、個々のインテリアイメージ・テイストについて
ご説明していきます。
①淡色グループ
・北欧モダン/クラシックモダン
・ジャパンディ
・北欧調
・ナチュラル
②ミディアム色グループ
・シックナチュラル
・アーバンナチュラル
③濃色グループ
・モダン
・インダストリアル
・レトロモダン
どのような空間にするか、悩んでいる方、
どうすればよいか分からない方などはご一緒に進めていきましょう。
好みのインテリアテイストが見つかって、
空間創りがサクサク、楽しく進むことを願っています^^
以上、最後までお読み頂き、ありがとうございました。
