2024.7.15 全建女(全国女性建築士連絡協議会)の今年は東京大会が有り、その2日目のB分科会にて、僭越ながら、活動報告発表をさせていただきました。
全建女 令和6年度 東京大会 https://www.kenchikushikai.or.jp/torikumi/jyosei-iinkai/33th_info.html
要旨集 B分科会 インテリアと暮らしの視点から考える室内防災対策『JOL防災』
要旨集冊子P44-49
報告詳細は、 防災とインテリア研究会のフェイスブック をご覧いただくか、
https://www.facebook.com/bousai.01170311.interior
上記の全建女 東京大会のサイトに秋頃に記録動画がアップされますので、ご覧ください。
全建女の分科会というのは、各地で活動活躍する建築士の仕事や活動などを紹介しつつ、他の地域の建築士との情報交換、意見交換など行ったり、持ち帰って今後に活かしていく、という主旨で行われています。
今年度は、7つの分科会があり、例年、バリアフリー関連、防災関連、景観やヘリテージ関連のテーマが多いようです。
私は、千葉県浦安市在住時に、千葉県建築士会市川浦安支部に所属しており、そこでのチョコっとした活動も含めて、主にはicon( 一般社団法人 日本インテリアコーディネーター協会)での「防災とインテリア研究会」での活動などなどを紹介しました。 以前に、福島県建築士会福島支部女性委員会のメンバーから、JOL防災について教えてほしい、ということで、女性委員会のメンバーと防災とインテリア研究会のメンバーでのオンラインセミナーを開催しました。 そのご縁で、今回は、そこのメンバーの鈴木さんや福島支部長でもある菅野真由美さんからご推薦いただき、発表の機会を得ました。私の所属は、大阪府建築士会所属で、発表内容は首都圏での活動内容となり、ちょっとややこしい・・・
当日は、福島支部女性委員会のメンバーがセッティング含めて、ご対応いただき、大変有難かったです。
大阪府建築士会や近畿エリアの女性建築士の皆さんとは、懇親会で初顔合わせでした。 皆さん活発な方が多くて、良い刺激を頂けそうです^^
私はiconにて「防災とインテリア研究会」を立ち上げ活動しており、
主に室内の家具固定対策について、建築士やインテリアコーディネーターの立場から出来ることを進めましょう、
と発信しています。
それは、具体的には、家具レイアウト、と 建築下地補強を施すこと。
各自の立場で出来ることを進めることが、室内の家具固定対策が、美観面も含めて普及していく、と考えます。
建築士の方や、予算がある施主は、造作家具で造り付け家具で問題ナシ、となり、個々の住まいはそれで解決しますが、全ての住まいがそのように出来るわけではありません。なので、家具固定対策をボトムアップさせ、いつまでも30年前の突っ張りタイプでの対処療法や、L型固定という即物的な(実利的ではある)方法以外にも、もう少しより良くしていきたいと思って活動をしています。 2019年にはJOL防災というIC(インテリアコーディネーター)向けに小冊子も発行し、考え方を広めています。 防災という視点とは異なる視点から捉え直していくことが、未来にもつながる、と考えています^^
防災の啓蒙、というよりは固定対策をなんとかしたい、と活動しているカンジです。。かなり現在は低空飛行ではありますが、少しづつでも、出来る事を進めていきたいです。