2025 万博MEMO ry ~EXPO note~01  欧州その1

OSAKA KANSAI EXPO 2025 は皆さん楽しみましたでしょうか?
見学したパビリオンを記録として残そうと思った個人的メモです

幾つかのパビリオン毎にまとめています。
まずはフランス館から ↓ ↓ ↓ 

【万博MEMOry ~EXPO note~ 】一覧 

まずは 01 欧州 フランス館から 
欧州のパビリオンはどれも充実しており、 歴史や文化、経済が安定している国は
建築家に依頼したり、自国アピールに重点を置いていた印象です

目次

01 フランス館 

開幕初期から行列が出来ていた人気のフランス館
実は『関係者』ルートで並ばずして入場することが出来ました
プライオリティーエントランスに立つ係の女性からは香水の香りが・・・さすがフランスです


パリのノートルダム大聖堂の火災から難を逃れたキメラ像 と 宮崎駿監督の『もののけ姫』からの一シーンを描いたタペストリーとのコラボ
これは自然と文化遺産の保存と回復を表している、そうです。。 (ナルホド)


ルイヴィトンのバゲージを加工して積んだアート空間に、オーギュストロダンの手の彫刻 
これも手仕事への経緯や復権を表しているのかな??

光と映像の演出空間が続きます
あぁ お金かけてるなあ、フランスらしいといえばそうなんですけど、フランスも実は多様性の国ではなかったか、、、?
それは前面には押し出さない。それがフランスらしいといえば、そうなのかも知れない
あくまで文化と芸術の国をPR


中庭がホッとさせてくれます。
1周回る間に脳を休めることが自然とできました


ブドウを表現したエリアではワインをイメージさせる。(本当はあちこちの地方の特色あるワイン紹介があってもよかったが、土着的なことは避けたのかな??)

ディオールのコーナーはミニサイズのトワル(試作・仮縫い)が並ぶ。陰影が美しい
ファッション好きにはたまらないだろうな…

最後のパネル 
ノートルダム大聖堂の人頭像と、沖縄の首里城の鬼瓦(獅子瓦)
モンサンミッシェルと厳島神社の鳥居(しめなわ)など、
さりげなく置いてあるオブジェは、事前学習が必要だったかも知れません 


美と文化の先進国、フランス でした

https://www.franceosaka2025.fr/ja/qrcode/0001

設計:コルデフィ、カルロ・ラッティ・アソシエイツ
実施設計:(株)安井建築設計事務所
施工:RMOND

02 ポルトガル館

ポルトガル館
隈研吾

設計:隈研吾 
外観と内部、この国の文化的な面がそれぞれ別々な表現で、
私的にはマッチしているように思えず残念だった(個人の感想です)
外観はロープを使った外装で、リサイクル可能なのか知れない(推測)

内部は地球規模でのエコや、ポルトガルと日本の結びつきや歴史についての展示
敷地の端っこにある、ポルトガルタイルのオブジェ(写真スポット?)が一目見てポルトガルらしさを表現しているように見えて親近感が湧いた

03 オーストリア館

オーストリア館は、音楽の国らしく外観から音符や楽譜をモチーフにしており、遠目にも目立っていました
しっかしエントランスは無粋なドア・・・ちょっと興ざめです・・・残念

 設計:BWMデザイナーズ&アーキテクト
 設計協力:MORF建築設計事務所
 

シャンデリアとピアノは自動演奏
 シャンデリアはロブマイヤー(バレリーナワイングラスで有名)製作らしい 
 直径145㎝、高さ195㎝  ウィーンバロック様式の「マリア・テレジア」
あまり大きさを感じなかったのは、奥に配置されてたから?

ピアノはベーゼンドルファー製作の北斎限定モデルで214VC 
 ピアノが出来上がるのに6年かかるそうです。すごい!

入場者がモニター画面で音楽を作曲してそれが大画面で調和していく、とのことで
皆さん楽しそうに音楽を作っていっていました。
私は音楽音痴でさっぱりでしたが、皆さん楽しそう~ 

04 アゼルバイジャン 館

アゼルバイジャン共和国 
カスピ海の西、北にロシア、南にイラン、西にトルコ 
聞いたことあるけど、ほとんど知らない国でした

アーチ状の7つの橋が持続可能な未来へ続く懸け橋、とのこと。

糸が織りなすようにレースのような模様の外壁は、四角いんだけど軽やか。
正面ファサードは北側のアーチ門なんだけど、西側側面から並んで入場。

金属の板をエッチング加工?打ち抜き加工?
タテヨコナナメの線が少しずれてるけど、全体的には合ってる。どのように作っていったのか、とても気になります。
エコでもなさそうだし、再生可能か?自然循環素材でもなさそう。。。

でもこういう細やかな装飾、個人的には好きなんですよね

05 ドイツ館

円筒がリズミカルに連なる設計はLAVA(クウェート館と同じ)
循環経済(サーキュラーエコノミー)を追求した建物や展示内容

「わ!ドイツ」には循環の「環」、調和の「和」、感嘆の「わ!」が込められている


案内役はひとりずつ渡される「サーキュラー」ちゃん。
これを各所で近づけて耳に当てると説明が聴ける

回廊式で緩やかな坂道を歩きながら、説明を見聞きして、循環型経済の知識を得る。 

ちょっと細かくて、多すぎてじっくり見てるとかなり時間を要する。
またゆっくり来ようと思っていたら、大混雑でもう来れない。ちょっと残念でした

通路の内側の円筒側に説明や下部に空調がある。
外壁側には、循環型材料『ヘンプクリート』を使用。
他には『菌糸体パネル』『粘土パネル』が有る

柱はモジュール設計で巡回展など継続活用が可能なように設計されている。
木造建築はもちろん再生可能資源であり、必要最小限の材料を使用。

上部をミラー仕様で広がり感を演出したり、最上階は天窓にして屋外にいるような雰囲気に。
細かい説明やシュミレーション、クイズなど参加しやすいような展示方式でした。
屋外はデッキ仕様で建物同士が緩やかに繋がる。
レストランもドイツビール人気で盛況。レストラン目当ての人も多かったです 

06 トルコ 館

トルコ共和国のパビリオンはシンプル。
赤いパイプの先のLEDライトは軽やかに光り、コンパクトな建物を華やかに見せていました

トルコ国旗の三日月と、日本の日の丸=太陽を オブジェ化して、日本との友好を表現。
テーマである「太陽と月」は、昼と夜で構成される一日を表し、

世界中の文化において太陽と月によって象徴されている。
 アジアの起源は、トルコの文明の起源であるアナトリアの起源とも深く関係している。
この辺の事はまた追々と・・・

トルコの民芸工芸品は沢山あり、ショップも大盛況でした
トルコはカッパドキアや気球遊覧で有名ですね

07 スペイン 館

スペイン階段を思わせる長い階段を上がると、そこから館内はスロープ状で降りながら展示を見るという動線スタイル

展示を漫画スタイルで説明している。これはあちこちの国(パビリオン)で見られた表現方法。
漫画やアニメ(動的に動くもの)は世界共通、老若男女問わずに分かりやすく好感のもてる手法なんだろうな。

自国の産業PR以外に多いのは、日本との繋がりの紹介が多い。過去、歴史的にあれこれ関係が有ったという親日的なエピソードを紹介している

08 セルビア 館

セルビア館は次回万博開催国ということでそのPRをしてました
外観は側面のグレーカラーのシンプルさと正面の植栽と赤の外観が対照的でした

館内は子供向け?の体験体感が主で、ピタゴラスイッチのようなビー玉が実際にころがりアニメーションとの融合で楽しませてくれます。
次回万博のマスコットが、「ちこちゃん」のように顔だけアニメーションで動いてしゃべってるようでした

最後までご覧頂き、ありがとうございました!

【万博MEMOry ~EXPO note~ 】一覧 

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次